エアコンのフィルターを自分で掃除する効果的な方法!
- 2019.03.02
- エアコン掃除方法
エアコンの効きが悪くなってきたと感じることはありませんか。
その原因は、エアコンのフィルターに詰まったゴミが影響しているかもしれません。
エアコンを快適に使うには、定期的なエアコンフィルターの掃除が欠かせません。
フィルターの掃除を怠っているとフィルターにゴミが溜まるので、エアコンの効きが悪くなるのです。
また、汚れからカビが発生して健康にも悪影響を及ぼします。
さらに、エアコンの効率が悪くなるので、無駄な電気代がかかってしまうことにもなるのです。
この記事では、エアコンフィルターの掃除方法について紹介していきます。
エアコンを賢く使うにはフィルターの掃除は不可欠!
エアコンは使うだけで定期的な掃除をしない方がいらっしゃいます。しかし、邪魔くさいからと掃除をしない使い方は、賢い使い方とはいえません。エアコンを掃除せずに使っていると、さまざまなデメリットがあるのです。
エアコンのフィルターを掃除しない場合のデメリット
効きが悪くなって電気代がかかる
エアコンは暖かい空気を吸い込んで、冷えた空気を吐き出しています。
その際、フィルターを通すことでゴミやホコリをキャッチしています。
そのため、掃除をせずに放置しておくと空気がフィルターをスムーズに流れなくなるので、エアコンの性能が低下してしまうのです。
そのため、部屋を涼しくするために設定温度を通常よりも下げなければならなくなるので、電気気代がかかってしまうのです。
健康被害
ホコリの中にはカビの胞子やダニなどが含まれています。
それがフィルターに詰まったままになっていると、エアコンを使用時に空気中に拡散させてしまうことになります。
カビやダニを吸い込むと喘息を引き起こしやすくし、免疫力が低い赤ちゃんや高齢者なら肺炎になる原因にもなるのです。
エアコンを誰でも快適に賢く使うためには、フィルターを定期的に掃除するようにしましょう。
エアコンのフィルターを掃除する方法
エアコンのフィルターを掃除するといっても、初めての方にとってはどのように始めればよいのかわかりません。
そこで、フィルター掃除の手順を紹介していきます。また、重要なポイントについては詳しく解説していきます。
フィルター掃除の手順
- エアコンのコンセントを抜く
- フィルターのゴミを掃除する
- 水洗いする
- 乾燥させる
- 送風運転をする
とくに注意する点に関しては下記で説明していきます。
フィルターを取り外す前に掃除機を使う
安全のためにエアコンのコンセントを抜いた後、ゴミを取るためにすぐにフィルターを外す方がいらっしゃいますがおすすめできません。
フィルターには多くのゴミやホコリが付着しているので、取り外した衝撃で散ってしまいます。
汚れを拡散させないために、フィルターを取り外す前に掃除機でフィルターのゴミを取ってから取り外すようにしてください。
水洗いでは歯ブラシを使うと効果的
フィルターを取り外した後は、フレームについたゴミや細かいホコリを取り除くために、古い歯ブラシを使って水洗いしていきます。
シャワーをかけて水洗いするだけでも効果的ですが、歯ブラシを使うことで網目に詰まったゴミを取ることができます。
ただし、歯ブラシでは力が入りやすいので、強くブラシを当てずに優しくなでるようにゴミを払い出しましょう
しっかり乾かした後は送風で仕上げ!
多くの方は水洗いしたフィルターを風通しのよい日陰で数時間乾かした後、エアコンに装着して終わりです。
しかし、エアコン内をしっかりと乾燥させるためにも、フィルターを取り外した後は1時間程度、送風運転をするようにしましょう。
こうすることで、乾き残しがあっても水分を蒸発させて、カビの発生を抑えられるのです。
掃除の頻度は2週間に1回
エアコンフィルターの掃除の頻度に関しては、2週間に1回のペースで行うのがベストと考えられています。
「2週間に1回」は環境省が推奨している頻度で、こまめに掃除をすることで、冷房なら4%、暖房なら6%の消費エネルギーを減らせるようになるのです。
消費電力の観点からいえば、サーキュレーターなどの設置によって減らすことができます。
しかし、エアコン内の汚れによる健康被害は定期的に掃除をしないと防げません。快適にエアコンを使うためにも、2週間に1回の頻度でフィルターの掃除をするようにしましょう。
フィルターの掃除だけでは十分にキレイにできない
エアコンのフィルターを掃除することで空気がキレイになって、エアコン自体の性能を落とさずに済みます。
しかし、エアコンで汚れるのはフィルターだけではありません。
熱交換器やファンなども使うたびに汚れていく部分です。
フィルターを掃除してもカビのニオイが解消されない場合は、エアコンの奥に原因があります。
エアコンの内部が気になる場合は、クリーニング業者に依頼して掃除をしてもらうことをおすすめします。
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