エアコンクリーニングの防カビコートの効果はどれくらいある?

エアコンクリーニングの防カビコートの効果はどれくらいある?

「エアコンのカビ、どうにかならないかな?」こんな悩みを抱えている方はたくさんいらっしゃいます。

エアコンを使っていると、どうしてもカビの発生が気になりますよね。

ニオイだけでなく、人体への影響もあるので、発生をどうにか抑えたいものです。

そこで、エアコンクリーニングと同時にできる「防カビコート」。

これって効果がどれくらいあるのでしょうか?

この記事では、エアコンクリーニングの防カビコートの効果や依頼の仕方などを紹介していきます。

エアコンの防カビコートは効果がある!

エアコンの防カビコートは一定の効果があると考えられます。

ここでは、防カビコートの効果について解説していきます。

カビの抑制成分がカビを抑える

当然ですが、防カビコートには、カビの繁殖を抑制するような成分が含まれています。

例えば、抗菌作用が期待できるエタノールやカテキン、活性炭などです。

また、化学的な薬剤を使用することで、約60種類のカビを死滅させ、かつ2,000種類以上の菌にも効果があるものもあるのです。

カビといっても、さまざまな種類が存在します。

また、ニオイを出す菌もカビ以外にも多数いますが、防カビコートを使用することで、まとめて対応できるのです。

「リビングなど人が集まるとこは何とかしたい」「小さい子どもやお年寄りがいるから、エアコンのカビは厳禁!」そんな、エアコンのニオイや菌の拡散に悩んでいる方は、利用する価値があるのではないでしょうか。

ちなみに、防カビコートといっても、さまざまな種類があります。

例えば、AG(銀)でエアコンのフィンや吹き出し口をコーティングしてしまうものや、チタンを使ったものもあります。

それぞれ特徴がありますので、気になる方は、業者に直接聞いてみてください。

持続効果は防カビ剤による

防カビコートの効果の次に気になるのが、持続性ではないでしょうか。

実は、防カビコートといっても利用する防カビ剤によって、その期間はさまざまです。

例えば、3ヶ月程度しか持たないものや、1年間効果を発揮し続けるものなどがあります。

これに関しても、施工前にエアコンクリーニングの業者に効いてみることをおすすめします。

ただ、ひと昔前の防カビ剤は、有効成分が溶け出しいたり、空気や光などで劣化したりして、あまり持続効果はありませんでした。

しかし、チタンや銀を用いた防カビコートは、外的な影響を受けにくいので、持続しやすい傾向にあります。

防カビコートの薬剤を選べる場合は、カビへの対策を長持ちさせるため、長く持続するものを選ぶのがおすすめです。

最も効果に影響を与えるのは業者の腕!?

防カビコートは、エアコンにつけることで、カビの発生・繁殖を抑える効果があります。

しかし、実はその効果を発揮させられるかどうかは、業者の腕にかかっているといえるのです。

その理由は、防カビコートは液体ですが、これを固体にしてしっかりと定着させないといけないからです。

防カビコートはスプレーなので、これをフィンなどのカビが発生しやすい場所に吹きかけます。

その後、送風などを行って乾燥させて固形化させて定着させていきます。

この、「乾燥させて液体を固形化させる」のが重要な工程です。

もし、固体にするのが不十分だと、防カビコートの効果はほとんど期待できなくなるのです。

業者によってはこの工程を疎かにして、水滴がついた状態で作業を終わらせることがあります。

すると、防カビコートの薬剤が剥がれて、カビのエサとなってしまうのです。

つまり、防カビコートをしたことで、余計にカビの繁殖を助けることになるのです。

防カビコートを利用する場合は、信頼できる業者に限るのがいいかもしれません。

防カビコートをしても普段のお手入れを欠かさない!

信頼できる業者に防カビコートを施工してもらえれば、安心できます。

しかし、だからといって、普段のお手入れも欠かしてはいけません。

そもそも、カビが発生する原因は、エアコンの汚れや風通し、結露などによります。

もし、お手入れをしないで、カビにとって好条件な環境で放置してれば、すぐにカビは繁殖してしまいます。

あくまで、防カビコートはカビの繁殖をしにくくさせることです。

決して完全にカビの発生を抑えることではありません。

カビを発生させないために、普段から掃除をしたり水滴を残さないようにしたりしましょう。

防カビコートをするには?

エアコンクリーニングで防カビコートをするには、業者に依頼をしなければなりません。

業者によっては、無料でしてくれるところもあります。

しかし、通常はオプションとなっている場合がほとんど。

そのため、防カビコートを依頼する場合は、別途お金を払うことになります。

多くの業者は、1台につき3,000~5,000円の追加料金で実施してくれます。

ただ、エアコンの種類や薬剤などによって、料金は前後します。

気になる場合は、業者に問い合わせてみてください。

まとめ

エアコンクリーニングの防カビコートは、効果が期待できます。

カビの繁殖に悩んでいる方は、利用してみてはいかがでしょうか。

ただ、その場合は、業者選びには慎重になってください。

よい業者に施工してもらえれば、快適にエアコンを使えるようになりますよ。