エアコンを長く使う為に気を付けたいポイント!
- 2020.04.20
- エアコン修理
エアコンの寿命は10年前後といわれています。
そして中には、15年以上も使い続けている人がいます。
一方で、7~8年使ったら、十分に動かなくなったと買い替える人もいます。
長い人と比べたら、約半分の使用で買い替えていることになるのです。
実はこれ、エアコンの使い方に問題がある場合が多いのです。
そこで、この記事では、エアコンを長く使うためのポイントを紹介していきます。
エアコンを定期的に掃除すると寿命が延びる!?
エアコンを長く使うポイントは、日々のメンテナンス次第。
汚れればキレイにすることで、エアコンの寿命は延びるのです。
では、どこをキレイにするのか、紹介していきます。
フィルター
エアコンのフィルター、定期的に掃除していますか?
もし、「全く掃除していない」こんな風に思った人は、エアコンの寿命を短くしています。
エアコンは空気を取り込んだとき、いったんフィルターを通して、空気中のホコリやゴミをキャッチしてくれています。
そうして、キレイな空気を部屋に戻しているのです。
フィルターはエアコンの中で、すぐに汚れてしまう場所です。
ところが、フィルターの掃除は面倒なので、なかなか掃除をしないという人も多いのではないでしょうか。
しかし、フィルターを掃除しないと、エアコンの寿命は急激に短くなってしまうのです。
エアコンは吸い込んだ空気をフィルターに通すとお伝えしました。
つまり、フィルターが汚れていると、空気が通りにくいので、余分にエネルギーを消耗してしまうのです。
そのため、同じように使っていたとしても、フィルターを定期的に掃除している人とそうでない人を比べると、掃除をしていない人のエアコンは負担のかかり方が大きいので、寿命が短くなってしまうのです。
フィルターの掃除は、2週間に1回程度で構いません。
掃除機やダスターで、カバーを上げてキレイにゴミや汚れを取り除くようにしましょう。
室外機
エアコンを長く使い続けられる人に多いのは、室外機をメンテナンスしているということ。
「エアコンの室外機のメンテナンス」あまりピンッとこないと思います。
しかし、ただ使うだけでは、長くエアコンを使うことはできません。
ポイントは、室外機の環境。
例えば、室外機の周りにものを置いたりしていませんか?
室外機は、エアコンから送られてきた空気を、外へ放出しています。
しかし、周りにものが置いてあると、スムーズに空気を放出することができません。
すると、室外機の効率性が落ちるので、余計な負担がかかるのです。
室外機とエアコンはセットものです。
つまり、室外機に負担がかかるということは、エアコンにも負担がかかっているということ。
その結果、エアコンの寿命を縮めてしまうのです。
他にも、直射日光に当てたりするのもよくありません。
このような使い方になっている人は、室外機の周りをキレイにしたり、カバーをつけたりして、室外機の機能性を高めるようにしましょう。
すると、エアコンの寿命を延ばせます。
よく使うほどエアコンの寿命は延びる!
エアコンに限らず、家電製品は使いすぎると、寿命がすぐに来てしまいます。
しかし、全く使わないのも、寿命を縮めてしまうのです。
例えば、エアコンを使うシーズン外、秋や春など、長期間エアコンをそのままにしていませんか。
長期間使用しないでおくと、エアコンの中にゴミやホコリが溜まって、故障しやすくなるのです。
もし、ペットや喫煙者がいると、さらに汚れやすくなるので、寿命はどんどん縮まってしまいます。
そのため、月に1度くらいは、点検もかねてエアコンを稼働させるようにしましょう。
チョットしたことですが、こうするだけでエアコンへの負担が大きく下げられるのです。
もちろん、エアコンの稼働シーズンが来たとき、スムーズに動かせるようにもなります。
「無駄に起動させると寿命を縮めてしまう」こんな風に考えず、毎月少しはエアコンを動かすようにしましょう。
何をしてもダメ!そんなときの買い替えポイントとは
メンテナンスをすれば、エアコンの寿命は長くできます。
しかし、何をしてもダメなときもあります。
そんなときは、エアコンの買い替えのタイミング。
では、どのような症状が出れば、寿命といえるのでしょうか?
1つ目は、エアコンから異音がするとき。
エアコンから異音がするのは、かなり寿命が迫っていることが考えられます。
あるいは、ニオイがする場合もそう。
どちらも、掃除をすることで、解決する場合もあります。
しかし、それでもダメなら、買い替え時期といえるでしょう。
2つ目は、エアコンや室外機から水が漏れている場合。
エアコンも室外機も家電製品で、水には非常に弱いです。
そのため、水漏れを起こしていると、大きなダメージを受けていることが考えられます。
下手に使い続けると、火災を起こしたり急に止まったり、さまざまなトラブルの要因にもなります。
エアコンや室外機から水漏れを起こしていれば、すぐに買い替えるようにしましょう。
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